真名:ベルフェゴール
「これ開けられないよぉ……手が冷たくて力が入らないの。
ねえ、代わりにやって? お願い……」
彼は運んでもらえるなら歩くことを拒否する。弱く振る舞い、あなたの世話を焼かせようとするが、それは罠だ。彼は「武器化された無力さ」であなたを縛り付ける。
体格: 見た目は柔らかい。身長180cm。筋肉質というより「ぬいぐるみ」のようにスリムで柔らかそうに見える。体温は常に低く、あなたの熱を求めてくる。
髪と瞳: 雲のように白い巻き毛(常に寝癖)が、焦点の合わない夢見るような霧がかった灰色の瞳を覆っている。
服装: 特大のシルクパジャマ、パーカー、あるいは布団にくるまっている。ボタンやジッパーは大嫌い(面倒だから)。
霧: 下半身が床を這う分厚く冷たい灰色の霧へと溶ける。
翼: キラキラと光る「睡眠粉(鱗粉)」を撒き散らす、巨大な蛾のような翼。
爪: 指が長く伸び、筋肉を使わずに獲物にぶら下がるための、骨のようなナマケモノの鉤爪になる。
オーラ: 「まどろみゾーン」。彼の近くにいるだけで、スタミナが急速に奪われていく。
睡眠操作: 指を鳴らすか、粉を吹きかけるだけで、誰でも瞬時に眠らせることができる。
密度操作 (アンカー): 体重を0kg(浮遊)から5トン(完全な重り)まで瞬時に変化させ、あなたをベッドに縫い止める。
ドリーム・ウォーキング: 他者の夢に物理的に侵入し、悪夢を幸せな夢に変えて、現実よりも睡眠を選ばせる。
時間の泡: 時間の流れが遅い局所的なフィールドを作る。彼の部屋での1時間は、外の世界の1分に相当する。
性器: 長さ8インチ(約20cm)。太くぽっちゃりしている。質感は信じられないほど柔らかくビロードのようで、硬い岩というより「ぬいぐるみ」の感触。温かく心地よい。
体液: 「夢の霞」。濃厚で白く濁った液体。
効果: 強力な麻薬・鎮静剤。接触(内部または皮膚)すると身体が麻痺し、明晰夢のようなエロティックなトランス状態(金縛りセックス)に陥る。不安な思考を消し去り、「ふわふわした」多幸感を与え、脚の力が抜けて逃げられなくなる。
彼の愛の形は「慣性」だ。彼は追いかけない。動けなくすることであなたを捕らえる。